(続)ごんぼねっこ日記

ジサマは、中学校の元教師。定年退職した日まで精いっぱい勤めたあげたつもりだったが、結局、育ててもらったのはジサマのほうだった。子どもたちはすごい。そしてバサマはもっとすごい。みんなに感謝の気持ちいっぱいで生きている。

   

飲み過ぎるワケ

目が覚めたら、少しフツウでない。

二日酔いのようだった。

***

昨日は、クラス会へのお呼ばれ。

この学年は、3,4年前から毎年開くようになった。

いつも温かい雰囲気で、つい飲み過ぎてしまう。

***

去年の暮れに会ったときに

「2月9日にまたやりますから…」

と教えられた。

「はいよ」と返事をしていた。

もちろん、そのつもりでいた。

***

前の晩、風呂に入って気がついた。

「あれ?何時からだろう?」

場所は聞いていたが、時間が分からない。

考えて気がついた。

「おれ、呼ばれてるんだろうか?」

もしかすると

「毎年、先生がいるのも目障りじゃないか?」

「呼ぶのは何年かに一回でいいんじゃないか?」

そんな声があるような気がする…。

***

あのとき言われたのは、

「今年もやるんですよ」

と教えられただけで、お誘いの言葉とは違うのかも…。

そう思うと不安になった。

***

多分、6時からだろう。

でも、呼ばれてもいないのに のこのこ顔を出したらどうなる?

しらけるよな…。

どうしよう…。

いつも、「先生、一緒に乗って行こう」と誘ってくれる子からも連絡ないし…。

***

結局、その日の昼前に、気を遣いながらメールをした。

「きょう、おれ、行っていいのかな?」

「何時からだっけ?」

折り返し、電話が来た。

「あれ? ○○から電話行かなかったですか?」

「いつものように、あいつが迎えに行きますから」

そして、その○○から電話が来た。

「遅くなってごめんね。」

「5時半に行きますから~」

***

こうやって始まるんだから… 

飲み過ぎちゃうよね。